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名城大学の2027年度新一般選抜、方式の違いをどう選ぶか

執筆者の写真: 代表 マスナビ
代表 マスナビ
10月29日
読了時間: 6分
情報確認日:2026年10月24日(日本時間)/対象:名城大学2027年度一般選抜

名城大学の2027年度一般選抜では、文系5学部のA・F・K方式の日程が1日増えて4日間となり、共通テスト利用型C方式(前期)に4教科型が加わり、理系5学部を対象に「数学重視型」が始まります。


選択肢が増えた一方、方式名だけで選ぶと、F・K方式にはA方式への出願が必要、数学重視型の英語外部試験利用方式にはスタンダード方式への出願が必要、といった前提を見落としかねません。


最初に志望学部・学科を決め、「受けられる方式」だけを残してから、得点源、日程、費用を比べましょう。


2027年度一般選抜の主な変更点


公式の特設ページと2027年度入学試験要項で確認できる主な変更は次のとおりです。


  • 法・経営・経済・外国語・人間の5学部で、A・F・K方式の日程が1日増え、2月1日~4日の4日間に拡大

  • 一般選抜の試験会場に岐阜会場を追加

  • 共通テスト利用型C方式(前期)に4教科型を新設

  • 都市情報・情報工・理工・農・薬の5学部を対象に「数学重視型」を新設


ただし、利用できる試験日や会場は方式によって異なります。「全国18会場」という案内だけで会場を決めず、自分が受ける方式・日付の一覧を要項で確認してください。


A・F・K・C方式を「何の得点で判定するか」で整理


方式

主に使う得点

前提出願・注意点

A方式

名城大学の個別学力試験3教科

1日程につき1学部・1学科・1専攻。日程が違えば併願可能

F方式

A方式と大学入学共通テストの得点を利用(採用方法は学部・学科で異なる)

F方式へ出願するにはA方式への出願が必要

K方式

A方式の試験結果を使い、学部・学科ごとの特定科目を高配点で判定

K方式へ出願するにはA方式への出願が必要

C方式(前期)

大学入学共通テストの結果のみ

3・4・5教科型。個別学力試験はない


A・F・Kは、同じ「一般選抜」でも別々の試験を3回受ける仕組みではありません。F・KはA方式の試験結果を利用します。だからこそ、F・Kだけを単独で候補にせず、対応するA方式の出願条件、試験日、学部・学科の組合せまで一緒に確認する必要があります。


F方式は、薬学部以外では原則としてA方式の高得点1教科と共通テストを組み合わせます。ただし、理工学部数学科はA方式の数学を採用します。薬学部は別構成で、英語・数学・化学はA方式と共通テストの得点を比較して高得点を採用し、生物・物理から1科目は共通テストの得点を使います。必要な受験科目と配点は、要項16~18ページで確認してください。


C方式は共通テストの結果で判定します。2027年度は4教科型が加わりましたが、学部により使う教科・科目数が異なります。文系学部・都市情報・農は4教科4科目、情報工・理工は4教科5科目、薬は4教科6科目という違いがあるため、「4教科型」の名前だけでは必要科目を判断できません。


B方式は2月21日に行う方式で、原則2教科型ですが、情報工・理工学部は3教科型、薬学部は3科目型です。A・F・K方式の試験後にも出願でき、B方式の試験日はA・F・K方式の合格発表後です。前期方式とは時期や学部ごとの試験内容が異なるため、後の選択肢として別に管理すると分かりやすくなります。


名城大学2027年度一般選抜のA・F・K・C方式と数学重視型の関係図
判定に使う得点と前提出願の関係。学部・学科ごとの条件は要項で確認してください。

新設「数学重視型」を選ぶ前の4確認


数学重視型は2027年2月4日に実施され、都市情報・情報工・理工・農・薬の5学部が対象です。試験教科は国語と数学で、数学の出題範囲には数学IIIも含まれます。


出願前に、次の4点を確認してください。


  1. 対象学部か:志望先が都市情報・情報工・理工・農・薬のいずれかか。

  2. 出題範囲に対応できるか:国語は古典を除く範囲、数学は数学I・II・III・A・B・Cの指定範囲。

  3. 履修要件を満たすか:情報工・理工では、「物理」と「化学」(基礎を付さない科目)またはそれらに準ずる科目、さらに英語科目の履修・単位修得(見込みを含む)が必要。

  4. どちらの方式か:スタンダード方式と英語外部試験利用方式があり、後者へ出願するにはスタンダード方式への出願も必要。


検定料は、スタンダード方式が15,000円、英語外部試験利用方式が5,000円です。英語外部試験利用方式には対象試験、スコア、取得時期、有効期限の条件があります。数学が得意という理由だけで決めず、出願資格と証明書の条件まで確認しましょう。


自分に合う方式を選ぶ5ステップ


1. 志望学部・学科を固定する


最初に「名城大学を受ける」ではなく、「何学部・何学科・何専攻を受けるか」を書きます。方式によって対象学部や併願可能範囲が異なるからです。


2. 受験可能な方式だけを残す


学部・学科、履修要件、外部試験スコアなどを照合し、条件を満たさない方式を外します。


3. 何を得点源にするか比べる


  • 個別3教科の準備を生かすならA方式

  • A方式の得点と共通テストを組み合わせたいならF方式

  • A方式の特定科目を高配点で生かしたいならK方式

  • 共通テストの結果だけで判定を受けたいならC方式

  • 数学IIIを含む数学と国語で勝負し、対象・履修条件を満たすなら数学重視型


これは方式の特徴を整理したもので、どれが合格しやすいかを保証するものではありません。


4. 前提出願・日程を確認する


F・KにはA方式、数学重視型の英語外部試験利用方式にはスタンダード方式が必要です。試験日、出願締切、会場、合格発表、入学手続期限までを1本の予定表にします。


5. 最後に検定料と書類を計算する


方式を決める前に割引額から入ると、不要な出願を増やすことがあります。必要な方式を選び、同一試験日などのセット割条件を満たすかを確認してから合計額を出してください。


志望学部から検定料と必要書類まで順に確認する一般選抜方式の5ステップ
方式は志望学部から絞り込み、割引額は最後に確認します。

3つのケースで考える


個別3教科を中心に準備している


A方式を軸に、同じ試験結果を使うF・Kが自分の志望学部・学科で利用できるか確認します。F方式では共通テスト、K方式では高配点になる特定科目が判断材料です。


共通テストを広く受ける予定


C方式の3・4・5教科型で、自分の受験科目が志望学部の指定と一致するかを確認します。教科数が同じでも必要科目数は学部で異なります。


数学を得点源にしたい理系


数学重視型を候補にできますが、数学IIIを含む出題範囲、国語、対象学部、情報工・理工の履修要件を先に確認します。英語外部試験利用方式を使うなら、スコア条件とスタンダード方式への出願も必要です。


セット割は最後に計算する


2027年度要項では、A方式35,000円、F方式25,000円、K方式25,000円です。同一試験日にA・F・Kへまとめて出願する場合は65,000円となり、個別合計から20,000円割引されます。さらにC方式(前期)1件目を同時登録するセットの条件もあります。


ただし、割引を受けるための登録条件や、C方式2件目以降の扱いがあります。「出願数が多いほど必ず有利」ではありません。受験料だけでなく、対策科目、試験日程、移動、入学手続期限まで含めて判断してください。


出願直前の公式要項チェックリスト


  • 志望学部・学科・専攻

  • 方式の対象と出願資格

  • 科目・出題範囲・配点

  • 履修要件

  • F・K・英語外部試験利用方式の前提出願

  • 試験日・集合時刻・利用できる会場

  • 出願期間と書類の郵送

  • 検定料とセット割条件

  • 受験票・合格発表

  • 一次手続・最終手続の期限

  • MEIJO NAVIに訂正・変更のお知らせがないか


方式選びは、得意科目だけでなく、出願資格と前提条件から逆算します。最終判断の前には、2027年度一般選抜要項の自分の学部・方式のページへ戻ってください。


主な公式資料


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