2027年度愛知県公立高校入試、今から確認する日程・募集人員・学校別選抜のチェックリスト
情報確認日:2026年10月23日(日本時間)/対象:令和9年度(2027年度)愛知県公立高等学校入学者選抜
愛知県の公立高校入試では、日程だけをメモしても志望校比較は終わりません。同じ学校でも学科や選抜区分によって確認項目が異なり、一般選抜ではA・Bグループ、普通科の「群」、面接の有無、校内順位の決定方式まで見て初めて出願候補を整理できます。
今の段階で大切なのは、合格可能性を早く決めつけることではなく、候補校を同じ項目で比べられる状態にすることです。この記事では、愛知県教育委員会が公開している令和9年度資料を、どの順番で読めばよいかを整理します。
まず押さえる2027年度入試の全体日程
全日制課程の主な日程は次のとおりです。
選抜 | 出願期間 | 検査・面接 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
推薦選抜 | 2027年1月25日~2月1日 | 面接:2月4日(学科により特別検査あり) | 2月8日 |
特色選抜 | 2027年1月25日~2月1日 | 面接・入学検査:2月4日(2月5日にも行う場合あり) | 2月8日 |
一般選抜 | 2027年2月8日~16日 | 学力検査:2月24日/面接実施校はAグループ2月25日、Bグループ2月26日 | 3月8日 |
一般選抜の志願変更日は2月17日です。面接はすべての一般選抜実施校で行われるわけではありません。志望校が面接を実施するかどうかは、県の「各高等学校の面接実施の有無及び校内順位の決定方式」で学校・学科ごとに確認してください。
推薦・特色選抜では、学科によって特別検査、作文、基礎学力検査、プレゼンテーションなどが関係します。「2月4日」とだけ予定表に入れるのではなく、自分が受ける選抜で何を行うのかまで書き添えましょう。

志望校ごとに確認する5項目
候補校は、学校名だけでなく「学校・学科・選抜区分」を1組として記録します。そのうえで、次の5項目をそろえます。
選抜区分と対象条件:推薦、特色、一般のどれか。推薦が必要か、学校・学科独自の条件があるか。
募集人員:学校・学科別の人数。推薦・特色の枠との関係も確認する。
A・Bグループと群:一般選抜で2校を候補にする場合の組合せ条件。
面接・特別検査の有無:一般選抜でも学校によって面接の有無が異なる。
校内順位の決定方式:評定得点と学力検査合計得点をどの方式で扱うか。
募集人員が多いことだけで「入りやすい」とは判断できません。志願者数、受検者の得点分布、選抜方法は別の要素だからです。募集人員は合否予測の材料ではなく、まず募集の規模を確認する公式情報として扱いましょう。
2校出願で先に確認する「グループ」と「群」
一般選抜では、A・Bグループのいずれか一方、または双方の高校へ出願できます。ただし、普通科には学区と群の条件があります。
尾張学区の普通科は第1群・第2群に分かれ、双方に属する1・2群共通校があります。三河学区の普通科は三河群です。さらに各群の学校がA・Bグループに分かれます。県の資料は、異なる群に属する普通科2校には出願できないと定めています。
候補を作る順番は次のとおりです。
学校名と学科を正確に書く。
普通科なら学区と群を確認する。
A・Bどちらのグループか確認する。
県の公式一覧で、その2校の組合せが可能か確かめる。
中学校の進路指導でも同じ組合せを確認する。
たとえば「みどり高校普通科」と「あおば高校普通科」という架空の候補を考える場合でも、学校名だけを見て「AとBだから併願できる」と判断してはいけません。先に群までそろえ、公式一覧へ戻る必要があります。専門学科・総合学科には全県1学区という別の扱いがあるため、普通科の説明をそのまま当てはめないでください。
募集人員と学校別選抜資料の読み方
県の募集資料には、学校・学科別の募集人員が掲載されています。ここで数字を転記したら、次に学校別資料を開きます。
一般選抜の学校別資料では、主に次を見ます。
面接を実施するか
校内順位の決定方式
学科・コースの表記が、自分の候補と一致しているか
推薦・特色選抜を考える場合は、一般選抜とは別に対象校・学科、募集枠、検査内容を確認します。特色選抜は一部の学校・学科で実施され、面接に加えて学校が定める検査があります。推薦選抜との併願はできません。
資料のファイル名が似ていても、対象年度が違えば使えません。「令和9年度」の表示、資料の公表・更新日、訂正情報の有無を毎回確認しましょう。
親子で10分、志望校チェックシートを作る
候補ごとに、次の9欄を作ります。空欄を推測で埋めず、「未確認」と書くのがポイントです。
学校・学科 | 選抜区分 | 出願期間 | 検査日 | 募集人員 | 面接 | 順位方式 | 公式URL | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
例:架空高校・普通科 | 一般 | 2/8~2/16 | 学力2/24 | 未確認 | 未確認 | 未確認 | 県資料の該当URL | 2026/10/23 |

記入後は、次の3点を親子で確認してください。
同じ年度・同じ学科の情報を比べているか
2校候補なら、群とグループの条件を公式一覧で確認したか
出願前に最新版と訂正情報を再確認する予定日を決めたか
最後は「比較条件をそろえる」
今の段階で志望校を決め切る必要はありません。先に、候補校を同じ9項目で比べられるようにすることが大切です。募集人員だけ、学校の評判だけ、過年度の倍率だけで結論を出さず、令和9年度の学校別資料と中学校の進路指導を突き合わせてください。
県の資料は更新・訂正されることがあります。出願前には必ず愛知県教育委員会の公立高校入試公式入口へ戻り、令和9年度の最新版を確認しましょう。
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